こんにちは、4月に入りましたね。
新年度を迎えた会社様も多いかと思いますが、
私ども株式会社スイッチにもフレッシュなメンバーが加わりました。
これを機に、一層お客様へのお役だてをしてゆきたいと思います。
新しくなるものもあれば、それと引き換えに無くなるものもあります。
このブログの場合は言うまでもなく、GA4とUAです。
それでは、今回はGA4のデメリットについてです。
これまでお伝えした事と内容的に重複する箇所も出てきますが、
デメリットという側面から今一度お伝えさせて頂きます。
今一度、本年7月で旧UAは運用が終了しますから、
後継のGA4にはそれまでにデータ移管をしておいてくださいね。
◎GA4のデメリットについて
①GAの高度な理解が必要:
GA4を使用するには、Google Analyticsに関する高度な理解が必要です。
分析手法も大きく異なっており、
これまでのように用意されたものではなく、
用途に合わせてレポートをカスタムして使う場面が多くなっています。
そのため最低限ユーザー・セッション・イベントの違いなど基本的な指標の定義を理解していないと、「意図したものと全然違う数値が抽出されていた」「分析をしてみたが、抽出された数値が何を意味しているのか分からない」といった状況に陥りやすいです。
学習コストは旧アナリティクスよりも多くかかりますが、まずはGA4で実際に分析を行い感覚的に理解するようにしましょう。
②学習する時間とコストが必要:
GA4とUA、
2つを比較してみると、GA4は収集したデータをより簡単に分析できることが分かります。
また、Webと連携した最新の分析結果を出せる点も強みなのですが、
それを使いこなせるようになるには、必要なデータは何なのかを把握する事。
それを理解して設定する必要があります。
また、近年では一人のユーザーが複数のデバイス(パソコン、スマホ、タブレットなど)で、
Webサイト閲覧をおこなうライフスタイルが定着してます。
このライフスタイルに合わせたので、複数のデバイスを横断しても同一ユーザーとして計測できる設計となりました。
その為GA4では、計測方法などの根本的な機能が大きく刷新されました。
その弊害で、メニューの概要や操作方法などを新たに理解しなければなりません。
つまり、学習コストがかかるというわけです。
③データや使用感について:
・UAに比べて解説書やブログ等の情報が少ない
・UAからデータ移行ができない(UAとGA4の同時並行でのデータ取得は可能)
・Googleサーチコンソールとの連携ができない
・指定していないデータも一緒に計測されるためデータ値が把握しづらい
・データの保存期間に制限がある
・専門知識がないと有効に活用できない
・使用感に戸惑いを感じる可能性が高い
・レポート様式が限られる
バージョンアップというよりは、
データを収集・把握するための別物という認識で臨んだ方が良いと思います。
最初は戸惑うと思いますが、徐々に慣れてゆきたいところですね。
今回はここまでです。
次回、後半をお伝えさせて頂きます。
最後まで読んでいただき、有り難うございました。
野村