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初心者必見!Photoshopを使いこなそう

グラフィックデザイナー歴は5年ほど、以前はチラシやポスター等を制作していた私が、
Switchに入社して新たにWebデザインを始めることになり、Photoshopメインでの制作が増えました。

過去Illustratorでの作業が多く、Photoshopはほとんど画像加工のみの使用しか経験がなかった頃、微妙な操作性の違いに慣れるのに少し時間がかかりました。

そこで、Photoshopでつまずいた点をまとめ、備忘録にしたいと思います。

 

 

移動ツールについて

Illustratorとの操作性の違いで一番苦労したのが、選択ツールの扱いです。

Photoshopでは「移動ツール」でレイヤーを選択するのですが、思ったように選択できない場合があります。

その原因は以下が考えられます。

 

「移動ツールを使用できません。選択されているレイヤーがありません」というポップアップが表示され、選択できない

上部のオプションバーに表示されている「自動選択」にチェックを入れる。

 

グループ化したレイヤーをまとめて選択したいのに、ひとつのレイヤーしか選択できない

自動選択横の選択ウインドウを「レイヤー」から「グループ」に変更する。

「レイヤー」はひとつのレイヤーを選択したい場合、
「グループ」はグループ化したレイヤーをまとめて選択したい場合に選択します。

 

 

アートボードについて

Illustratorでは新規ドキュメントを作成した時点でアートボードになっていますが、
Photoshopではアートボードを新規作成する必要があります。

 

レイヤーパネルの右上にあるハンバーガーメニューから「アートボードを新規作成」を選択する

カンバスサイズでアートボードが作成されます。アートボードのサイズは、
アートボードツールまたはプロパティから変更することができます。

ひとつのファイル内で複数のデザインを作成できるほか、同じサイズでアートボードを複製できたり、
書き出し時に選択した任意のアートボードを画像として書き出すことができます。

 

 

グループレイヤーについて

わかりやすくまとめるためにレイヤーをグループ化したのに、全てのグループが展開してしまい、
どのレイヤーがどこのグループに入っているかわからなくなることがあります。
確認のためひとつずつグループを閉じるのは面倒……そんな時は、以下の方法で全てのグループを閉じることができます。

 

いずれかのグループレイヤーのアイコン横の矢印にカーソルを合わせ、Cntl+クリック(Macの場合command+クリック)

 

 

ツールアイコンのヒントを非表示にする

ツールアイコンにカーソルを重ねると、
そのツールに関するヒントが表示される「ツールヒント」というものがあります。

なんとなく邪魔で気になってしまいますよね。
Photoshopの扱いに慣れてきたら、このヒントは必要ありませんので非表示にしてしまいましょう。
Illustratorでも同じように非表示にできます。

 

環境設定のツールから「ツールヒントの表示」のチェックボックスを外す

 

 

いずれも簡単なことですが、小さな積み重ねが時間のロスを生んでしまいます。
同じように困っている方、初心者の方の効率化に役立てていただければ幸いです。

(記事制作者:F)

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