こんにちは、いよいよ今年も残り10日程となりましたね。
みなさんは、掃除はどうしていますか?
換気扇やガスレンジなど台所周りは本当に大変ですよね。
我流で頑張って達成感を得るのも良いですが、
一度業者さんにお願いして、どうやるかを客観的に見て参考にするのも良いかも知れませんね。
私も色々書いていますが、WEB解析もそういうプロに相談するのも手です。
それでは、GA4についてです。
◎UAからGA4への移行の際の注意点
前回もご案内しましたが、5つ注意点があります。
(1)GA4タグは新規で設置する
(2)GA4はコンバージョンの上限が30個
(3)GA4は指標の定義が異なる
(4)セグメントは「探索レポート」でしか使えない
(5)データポータルは作成し直す必要あり
これらのうち、(1)(2)を前回ご紹介しました。
今回(3)をご紹介します。
(3)GA4は指標の定義が異なる
UAとGA4では、指標の定義が変わりました。
そのため、UAとGA4で同じ指標を比較できませんのでご注意ください。
定義が変わった代表的な指標は、下記3つです。
・セッション
サイトへの訪問数を示す「セッション」は大幅に定義が変更されました。
色々ネットでこの件に関して調べるとだいたいこのような事が書いてあります。
※GA4はユーザを主軸とした設計となり、
セッションを重要視していたUAとは異なる特徴を持っています。
UAではユーザ指標は90日間を限度とする制約がありましたが、
GA4ではセッションを超えた顧客の行動分析がしやすくなります。
少々ややこしいですが、簡単に言うと、
よりユーザーの動きを主体にした解析が出来るという事ですね。
・コンバージョン
UAはセッションを中心とした計測でしたが、
GA4はイベントを中心とした計測になっています。
UAはコンバージョンが発生したセッションを数えますが、
GA4は同一セッション内で発生したコンバージョンイベントを都度数えます。
そのためUAと比べてGA4のほうがコンバージョン数が多くなります。
設定上の違いですが、気をつけて下さい。
また、以前のUAのデータと比較して増えたからと言って、
喜んではいけません。抽出するデータが違うのです。
・離脱率
UAでは「ページビュー」、
GA4では「セッション」をベースとした計算方法になっています。
これも、コンバージョン同様、数値がUAと変わったからと言って一喜一憂してはいけませんね。
結局、より具体的なデータを収集して、
それを元に改善のための分析をしてゆくという観点で言うと、
GA4の方がより実践的、現実的であり、だから改善されているので、
UAに固執するよりは早目に慣れた方が良さそうです。
次回、
(4)セグメントは「探索レポート」でしか使えない
(5)データポータルは作成し直す必要あり
について説明しますね。
今回も最後まで読んでいただき、
有り難うございました。
野村