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WEBマーケティング 番外編 GA4について11

こんにちは、
早いもので4月も残りわずかです。
会社の近所の桜の様な木、(キクモモらしいですが)の花びらが徐々に減ってきており、
いよいよ季節の変わり目を感じるこの頃です。

変わり目と言えば、
GA4ですよね。

今回も、寄せられた質問に対してお答えします。

③GA4の新たな指標
「エンゲージメント率」の定義って何でしょうか?

GA4のエンゲージメントは「サイトやアプリに対するユーザーの操作」です。

もう少し説明すると、

コンテンツ配信者の場合:
ページを下方向にゆっくりスクロールするといった操作がエンゲージメントになります。
ユーザーが記事の長さを確認するためではなく、
内容を読むためにスクロールしていることを示すエンゲージメントです。

 

e コマースサイトの場合:
商品の詳細ページを閲覧する、
特定のページに一定時間留まるといった操作がエンゲージメントになります。

 

オンライン バンキング アプリの場合:
口座の残高確認などです。

大学のサイトの場合:
情報動画の視聴などがエンゲージメントになります。

 

◎SNSの「エンゲージメント率」との違い

SNSでも「エンゲージメント率」という言葉が使われていますよね。
SNSのエンゲージメント率は、クリックやいいね!、シェア、プロフィールの閲覧など、
何かしらのインタラクションを得たれた割合のことです。
基本的な考え方はGA4と同じですが、エンゲージメントしたとカウントする定義がサービスにより異なるので注意しましょう。

今回はここまでです。

次回ももう少し良くある質問を記しますね。

最後まで読んでいただき有り難うございました。

野村

WEBマーケティング 番外編 GA4について10

こんにちは、
早いもので、
GWが目前に迫ってきました。
お休みを充実したものにするには、何をするか決めておくと良いですね。
旅行などに行くにもルートなどわからない事は事前に対策を打っておきましょうね。

対策という事で、GA4の対策に関して、
お客様からの質問をまとめてみました。

導入に際しての参考にしてくださいね。

①GA4 への移行にかかる時間はどれくらい?

移行にかかる期間は、最短2週間~長くて数か月です。
(どれくらいの実装をしているか等によって変動)導入に数か月かかるとすると、
逆算で4月中に対応方法を検討し、スケジュールを立てて動き始める必要があります。
また、データポータルなどのツールとは新たにGA4で連携し直す必要があり、
計測の概念が変わるこのタイミングで、
レポートやKPI、CVなどの設定の見直しを行うことが適切です。

 

②GA4ではデータ保持期間が最大14カ月と聞きました。
PV数やユーザー数なども消えてしまいますか?
またデータ長期保存にベストな方法を教えて下さい?

「探索」ではなく「レポート」で確認出来る指標は、
14カ月を超えても閲覧可能ですので、
シンプルなPV数・ユーザー数・CV数などは消えません。
ただし詳細データは期限を過ぎると消えてしまいますので、
「探索」でより詳細に分析しようとしても確認できなくなってしまいます。

データの長期保存には、
現状ではBigQueryへの出力がベストではないかと思われます。
他にはAPIを利用して自分で用意したサーバーに保存する、などの方法もありますが、
初期対応やメンテナンス工数などを考慮すると、
公式で用意されているBigQueryへのエクスポート機能を利用したほうが良いと思います。

如何でしたか?参考になりましたでしょうか?

今回はここまでです。
最後まで読んでいただき有り難うございました。

野村

WEBマーケティング 番外編 GA4について9

こんにちは、すっかり春ですね。
街中ではマスクを着けていない方が増えてきましたが、
花粉症持ちとしては、初夏まで外せませんので素顔は当分おあずけです。
まだまだ気を付けたいところです。

気を付けると言えば、GA4、
という事で、今回はGA4のデメリット その2です。

再度お伝えしますが、本年7月で旧UAは運用が終了します。
後継のGA4にはそれまでにデータ移管をしておいてくださいね。

 

Google Optimizeとの連携ができない:

成果を確認する目的でGoogle Optimizeを使用し、
ABテストを行っている場合は、
まだ連携が出来ておりませんのでGA4への完全移行は難しいです。
もどかしいですね。
恐らく反映版ないしはそれに近い仕様の代替えが今後出てくるかと思います。
しばらく待ちましょう。

⑤eコマース設定している場合、一部計測変更をする必要がある:

UAでeコマースを設定している方も多いかも知れません。
GA4のeコマース設定は、旧アナリティクスの設定とは異なります。
基本的にカスタマイズが必要です。
一部互換性もあり、すべて最初から設定しなおす必要はないですが、
基本的には全く異なると考えてもらったほうが無難な様です。

 

⑥データポータルはGA4バージョンを別途作成する必要がある:

データポータルとGAを連携してサイト分析をしている方も多いと思います。
しかし、データポータルはGA4バージョンを別途作成する必要があります。
指標やディメンションが異なるため、同じレポートでデータソースを変えるだけでは移行できません。

ちなみにデータポータルでもGA4のセグメントをかけることができませんが、
今後アップデートされる可能性もあるので注目です。

 

【まとめ】
UAからGA4に移行する際にあたり、
どうしても戸惑う事は多いと思います。
それは運営側のGoogleも同じことです。
私たちユーザーの意見も反映しつつ、
今後より使いやすい仕様になってゆくものと思われますので、
どんどん使いこなせるようにしましょう。

今回はここまでです。
最後まで読んでいただき有り難うございました。

野村

WEBマーケティング 番外編 GA4について8

こんにちは、4月に入りましたね。

新年度を迎えた会社様も多いかと思いますが、
私ども株式会社スイッチにもフレッシュなメンバーが加わりました。
これを機に、一層お客様へのお役だてをしてゆきたいと思います。

新しくなるものもあれば、それと引き換えに無くなるものもあります。
このブログの場合は言うまでもなく、GA4とUAです。

それでは、今回はGA4のデメリットについてです。
これまでお伝えした事と内容的に重複する箇所も出てきますが、
デメリットという側面から今一度お伝えさせて頂きます。

今一度、本年7月で旧UAは運用が終了しますから、
後継のGA4にはそれまでにデータ移管をしておいてくださいね。

 

◎GA4のデメリットについて

 

GAの高度な理解が必要:

GA4を使用するには、Google Analyticsに関する高度な理解が必要です。

分析手法も大きく異なっており、
これまでのように用意されたものではなく、
用途に合わせてレポートをカスタムして使う場面が多くなっています。

そのため最低限ユーザー・セッション・イベントの違いなど基本的な指標の定義を理解していないと、「意図したものと全然違う数値が抽出されていた」「分析をしてみたが、抽出された数値が何を意味しているのか分からない」といった状況に陥りやすいです。

学習コストは旧アナリティクスよりも多くかかりますが、まずはGA4で実際に分析を行い感覚的に理解するようにしましょう。

 

②学習する時間とコストが必要:

GA4とUA、
2つを比較してみると、GA4は収集したデータをより簡単に分析できることが分かります。
また、Webと連携した最新の分析結果を出せる点も強みなのですが、
それを使いこなせるようになるには、必要なデータは何なのかを把握する事。
それを理解して設定する必要があります。


また、近年では一人のユーザーが複数のデバイス(パソコン、スマホ、タブレットなど)で、
Webサイト閲覧をおこなうライフスタイルが定着してます。
このライフスタイルに合わせたので、複数のデバイスを横断しても同一ユーザーとして計測できる設計となりました。
その為GA4では、計測方法などの根本的な機能が大きく刷新されました。
その弊害で、メニューの概要や操作方法などを新たに理解しなければなりません。
つまり、学習コストがかかるというわけです。

 

③データや使用感について:

・UAに比べて解説書やブログ等の情報が少ない
・UAからデータ移行ができない(UAとGA4の同時並行でのデータ取得は可能)
・Googleサーチコンソールとの連携ができない
・指定していないデータも一緒に計測されるためデータ値が把握しづらい
・データの保存期間に制限がある
・専門知識がないと有効に活用できない
・使用感に戸惑いを感じる可能性が高い
・レポート様式が限られる

バージョンアップというよりは、
データを収集・把握するための別物という認識で臨んだ方が良いと思います。
最初は戸惑うと思いますが、徐々に慣れてゆきたいところですね。

今回はここまでです。
次回、後半をお伝えさせて頂きます。
最後まで読んでいただき、有り難うございました。

野村

 

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