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WEBマーケティング 番外編 GA4について7

こんにちは、いよいよ3月ですね。
年度末に設定していらっしゃる企業も多く、皆さんお忙しい事と思います。
くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。

ちなみに、
以前にもお伝えしましたが、旧GA(UA)は、2023年7/1にサポートを終了します。
現在UAを使用していらっしゃる方は、7月から強制的にGA4に使用せざるをえない事になり、
事前にデータ設定・収集をしておかないといざ7月から使用といってもデータが無い状態となりますので、お早めに切り替え・設定をして頂きます様お願い致します。
これ、重要事項です。

関連記事:
UAからGA4へ移行するべき?
https://www.switch-inc.co.jp/blog/webmarketing/ga4

UAから引き続き利用の場合は、今すぐデータ計測が必要
https://www.switch-inc.co.jp/blog/webwebmarketing/ga4_2

GA4タグは新規で設置する:
https://www.switch-inc.co.jp/blog/webwebmarketing/ga4_3

それでは、今回はデータポータルを利用するメリットについてです。

GA4のレポート作成でデータポータル(現ルッカースタジオ)を利用するメリット

・過去14ヶ月以上に遡ってデータが取得できる
まずGA4の管理画面の中で項目を自分で設定できるのは「探索レポート」のみです。
探索レポートはあくまでも個人の分析用という位置づけで、
レポート作成といった観点ではさまざまな制約があり、
実質的にレポート作成に使うことは難しくなっています。

例えば、
GA4の探索レポート以外のレポートは、
データの保持期間に関わらず全期間のデータを選択できるのですが、
探索レポートはデータの保持期間の影響を受けてしまいます。
ですが、前述した様に最大
14ヶ月分のデータしか選択することができませんから、
過去1年間のセッション数の前年同月比を出すという様な一般的なデータ作製も、
過去
24ヶ月のデータが必要になるため探索レポートでは実現できません。
それに引き替え、データポータルではデータ保持期間の影響を受けず、
レポートを作成することが可能です。


・無料で毎日自動で更新されるレポートが作成できる
これは大変便利ですね。
データポータル(現ルッカースタジオ)で作成したレポートは、
一度設定・作成すれば、その後は自動でデータ更新してくれるので、
毎月レポート制作のタイミングで大量のレポートを作成する事が無くなります。
また、閲覧するユーザー側でレポートに表示する期間を変更したり、
フィルタで絞り込みができたりという双方向で可変可能なダッシュボード機能となっております。

 

・700種類以上のコネクタで様々なデータと接続できる
前回のGA4同様に、さまざまなサービスのデータを接続することが可能です。
例えば
サーチコンソール、Google広告などの媒体を始め、
Facebook広告やYahoo広告などの広告データ、
InstagramTwitterなどのSNSデータを含め700種類以上のコネクタが用意されています。
そのため、GA4とサーチコンソールやGoogle広告のデータを一つのレポートとして作成することも可能です。
総合的にWEBの解析情報を求められるケースも今後出てくるので、とても可能性が広がりますね。


様々な方法で共有が可能
データポータルは、スプレッドシートなどと同様、
URLを共有すれば誰でも最新のデータにアクセスすることが可能です。
また、関係者に前日の実績データをメールで自動送信したり、
PDFでダウンロードし報告資料として利用したりすることもできます。

如何でしたか?
条件はあるものの、使いこなせばかなり多くの情報を駆使して解析レポートが作れそうですよね。
これまでちょっと手を出しにくいと考えていた方も、
このタイミングで挑戦してみると、ご自身やお客様のHPにもより興味が湧いてくると思いませんか?

今回はここまでです。

良い事をたくさん書いてきたGA4ですが、
次回GA4のデメリットについてお伝えします。
メリット・デメリットを知る事で、きちんと使えるようになる為に、
是非次回も読んで下さいね。

最後まで読んでいただき有り難うございました。

野村

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