こんにちは、
あっという間に2月です。
私どもの会社は3月末で決算で、
次期の計画や目標など考える時期です。
こういう設定って、慣れてくると要領を得てきますが、最初は考えるだけでも大変ですよね。
今回お話するテーマもそんな設定の基盤に関するお話です。
それでは、GA4について、データポータルについてです。
(6)GA4 データポータルは作成し直す必要あり
※Googleデータポータルは、2022年10月にルッカースタジオに名称が変更されました。
今回は、
アナリティクスによる解析レポートを、
旧UA のデータポータルで制作されていた方を中心にしたお話です。
今後レポート作成は重要ですし、
知っていただくととても楽にレポート作成が出来る様になりますので、是非ご参考下さい。
■Googleデータポータルとは?
Googleが提供する手軽に始めることができるクラウドベースのBIツールです。
様々なデータソースへの接続、豊富なビジュアライズ機能、クラウドを活用した容易なレポートの共有、共同作業といった機能を無料で利用することができます。
※BIはビジネスインテリジェンス、つまり、ビジネスの意思決定に関わる情報という意味で、
BIツールとは企業が持つさまざまなデータを分析・見える化して、
経営や業務に役立てるソフトウェアのことです。
以下にGoogleデータポータルの特徴をお伝えします。
1)完全無料で使える魅力的なダッシュボード
国内外問わずBIツールが存在していますがGoogleデータポータルは全機能を無料で使用することができるので、誰でも気軽に使い始めることができます。
費用面のメリットが大きいので利用者も多く、インターネット上のノウハウ情報も豊富に作られるということも非常に大きなポイントです。
無料ですがBIツールとしての機能はGoogleが提供するクラウド環境での安定稼働を土台に、データの読み込み、ビジュアライズ、共有を高い次元で利用することが可能です。
新機能リリースなどのバージョンアップも頻繁に行われています。
2)Google系データソースと簡単接続
レポートを作成するために必要なデータは「コネクタ」という機能を使用して取得します。
接続先のツールごとにコネクタが必要となりますがGoogleデータポータルでは多くのコネクタが提供されています。Googleアナリティクス、Google広告、サーチコンソールやBigQueryなどのGoogle製ツールはもちろんMySQLやPostgreSQLなどの固有のデータベース、データのアップロードなど様々なデータソースに対応しています。
更に、Google以外のオリジナルコネクタの作成やギャラリーに公開された他ユーザー作のものなど豊富に存在しているため柔軟なデータ取得が可能です。
3)DMPとの連携でより強力なツールに
GoogleデータポータルはBigQuery、Redshiftなどビッグデータの扱いに特化したクラウドデータベースへの接続も容易に行うことができます。 3rdパーティ製ツールのデータはもちろん基幹データやCRMデータなどの自社データを統合したDMPがあれば、それらのデータを容易にビジュアライズし、意思決定を促し、ビジネスをより加速させます。
※DMP:
Digital Managemen Platformの略。ネット上に蓄積された情報データを管理するためのプラットフォーム
4)編集・管理・共有がしやすい
完全クラウドベースなので、Googleデータポータルの利用に必要な環境は基本的にはWebブラウザのみです。
1レポートごとに閲覧可能なGoogleアカウントを指定でき、「閲覧のみ」「編集可能」などの権限コントロールもできるため、レポートの共有、共同編集も自由自在に行うことができます。
また定期レポートの自動メール機能など、Webブラウザ以外のレポートアウトプット方法も提供されています。
今回はここまでです。
次回、GA4のレポート作成時にデータポータルを使用するメリットについてお伝えします。
読んでいただき有り難うございました。
野村