私、株式会社スイッチの取締役に任命されて、7年目の夏に
東京支社長として、49歳にして東京で単身暮らすことになりました。
それまでは、東京で暮らす事なんて全く予想していない。
まさに青天の霹靂。
今日は、東京支社のある周辺の環境について書きます。
東京支社のあるこの地は、すぐ近くに墨田川が流れるとても風情のある場所で、
江戸時代、数々の名句や紀行文を残した俳諧師・松尾芭蕉のゆかりの地でもあります。
みなさんご存知の一句である「古池や蛙飛込む水の音」もこの地で生まれ、
「おくのほそ道」もこの地から始まったそうです。
そのため、町の界隈には芭蕉ゆかりの史跡が数多く残されています。
芭蕉は40代になってからこの地に訪れ、この地を拠点に幾度となく旅に出ています。
では、芭蕉は、なぜこの地を選んだのか?
興味があったんで、調べてみたらそれらしき理由は残されておらず、
どうやら、たまたまだったようです。(笑)
今から、342年前に、私と歳の近い46歳で、この地に移り住み、偉業をなしとげた。
ただ、この時代は人生50年。芭蕉は51歳で亡くなっているので
「おくのほそ道」は、芭蕉にとっては、かなり晩年の旅だったようです。
昔の人の体力はすごい!!
幸いにも、我々が生きるこの現代は、人生100年時代と言われ、
ここから100歳まで生きるつもりなら、
まだまだチャレンジする時間は、十分ある‼
たまたま、選んだこの地で
スイッチ東京支社を盛り上げていくための
旅は、まだ始まったばかりです。