デザインを作る時、同じ作業を繰り返し行うのは、時間が掛かり、手間と感じます。
アクションという機能を使うことで、時間を短縮することができます。
今回は、アクションの設定方法を紹介します。
※Illustratorでも同じ機能があります。
作業の簡略化が可能となります。数が多く、決まった作業などには効果を発揮します。
簡単なアクションを作ることは難しくはないですが、複雑になるにつれ上手く動作ができないことがあります。
今回は、多種類のフォントを同一フォントにボタン1つで揃える方法をご紹介します。
1 まずはPhotoshopを開きます。
「ウインドウ」メニューから「アクション」にチェックを入れます。
2 下のようにアクションウインドウが出てきます。
Web制作でよく使用するフォント「源ノ角ゴシック」をアクションに設定します。
分類しやすいように、新規セットフォルダを作って「フォント」という名前を付けます。
3 設定用にテキストを用意します。
アクションに設定するフォントとは、別のフォントで用意しておくと作業しやすいです。
4 ここからアクションの設定に入ります。
新規アクションボタンを押すと、ウインドウが表示されるので設定をしていきます。
●アクション名:分かりやすい名前をつけるとスムーズです。
●セット:アクションを入れるセットフォルダを設定します。
●ファンクションキー:ファンクションキー+shift+Control(Option)の組み合わせで設定できます。
元から設定してあるショートカットキーと被らないようにしましょう。
●カラー:アクションごとに色分けできます。
5 記録のボタンを押すと、の矢印の箇所が赤色になります。
赤色の丸ボタンが記録中の状態となります。
6 文字ウインドウから、源ノ角ゴシックに設定します。
(文字ウインドウは「ウインドウ」メニューから「文字」で表示されます)
7 アクションウインドウに「設定:テキストスタイル~」が追加されていれば、記録ボタンの左隣にある、停止ボタンを押してください。これで設定が完了となります。
8 設定したアクションを使うには、使うアクションを選んで、矢印の再生ボタンを押すと、実行されます。
今回は基本的な設定方法を紹介しました。
まとめて何かを変えたいとき、いちいち設定するのが手間だと思っている方がいましたら、ぜひ取り入れてみてください。
画像加工に多く使われているアクションですが、文字でも同じように設定ができます。
Photoshopでできる機能のほとんどをアクションにすることができますので、自分好みのやりやすいカスタマイズをすると、効率の良い作業環境になると思います。
Author : Webデザイナー U
表を作成するのが目的のエクセル。
リストに項目を入力し、その数値を入力・・・ よくありますね。
でも入力しているうちに、
「あれ?これって、さっき入れなかったっけ?」
同じ言葉を複数回入力してしまい、
まとめるはずの表がまとまらなくなってしまう。
どれ?
どこ?
いくつダブっている?
探さないといけませんね。
チェックの仕方知っていますか?
まさか、
1つ1つセルにカーソル持っていって「読み上げていませんか?」
ctrl + Fで検索すれば、
該当数がどれだけあるのかも、
一目瞭然です。
例:名古屋市中区で検索
検索結果が、7セル見つかりました。
『そんなの知ってるよ‼︎』
そういう方もいらっしゃいますよね。
より高度にこんなのもあります。
・重複をチェックするIF関数とCOUNTIF関数です。
下の表に同じ名前がダブっていないか?
そんな時、この計算式をセルに入力
=IF(COUNTIF($B$4:$B$100,B4)>1,”★”,””)
もし、B4と同じデータなら、★を表示という意味です。
例:
この計算式を下までコピーします。
そうすると、こんな結果が・・・・
例:
もっと進んだ方法として、
未然に防ぐ仕組みになっていれば、もっと良いですよね‼︎
先ずは、入力ミスを防ぎたいセルの列を選択し、「データ」タブの「データの入力規則」をクリック
設定タブをクリックして、[入力値の種類]コンボから「ユーザー設定」を選択します。
[数式]欄に「=COUNTIF(A:A,A4)=1」と入力 します。
名前を入力するセル範囲が、A列全体ではなく、A1:A100というように
限定されている場合は、数式欄に「=COUNTIF($A$1:$A$100,A4)=1」というように、
セル範囲を入力します。
エラーメッセージを入力しない場合は、ここで、[OK]ボタンをクリック。
エラーメッセージを表示したい場合は、「エラーメッセージ」タブに、エラーメッセージを入力します。
そうすると、同じ名前を入力しても、こんな表示が出ます。
これなら、
ミスも防げて助かりますよね‼︎
さて、
今回は如何でしたでしょうか?
ミスを防ぐなんて、
そもそも人間がしっかりしたいところではありますが、
データの量が多い場合を想定すると、知っておいた方が良い方法ですよね。
それでは、また次回お会いしましょう。
Author : 野村