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WebエンジニアがGoole Homeでスプレッドシートに入退室記録を出来る様にした話

2017年末、当時話題になっていたGoogle Homeがオフィスにやってきました。
何か新しい風を吹かせてくれるだろうと期待していたところ、僕に白羽の矢が立ちました。

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偉い人「G君!Google Homeで入退室記録できるようにしよう。」
僕「!!?!?」

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必要なもの

・Google Home
・Googleアカウント
・IFTTTアカウント(必要に応じて)

前提条件

Google Homeの初期設定などは済まされているものとします。

IFTTTの設定

①「https://ifttt.com/discover」にアクセス。
②下記はログイン後の画面ですが、IFTTTアカウントを取得していない場合は「Googleアカウント」又は「Facebook」のアカウントでもログイン可能です。

③「MyApplets」から「New Applet」を選択。

④「+this」を選択。

⑤「Google Assistant」を選択。「Assi」辺りまで入力すると絞る事ができます。

⑥「Say a simple phrase」を選択。

⑦必要事項を入力していきます。

A
話しかけた際、どんな言葉をトリガーにするかを設定できます。(3種類まで設定可能)
「$」で変数をセットする事も可能です。(※両脇に半角スペース必須)

B
Google Homeがトリガーの言葉を認識した時、どんな返答をするか選択できます。
これから仕事!というタイミングなので元気の出る言葉をセットしておきます!

C
使用する言語です。

A~Cの入力が完了したら「Create trigger」を選択しましょう。

⑧次はGoogle Homeが裏で行ってくれる事の設定です。「+that」を選択します。

⑨今回はスプレッドシートに記録をしていくので、「Google Sheets」を選択します。「google」まで入力するとある程度絞る事ができます。

⑩「Add row to spreadsheet」を選択。

⑪必要事項を入力していきます。

A
記録をしていくシートの名称です。

B
行の設定になります。
「|||」は区切り文字です。今回は3列目に言葉を入力したいので「|||」を2つ設定しています。

C
どのフォルダにシートを保存するかの設定です。
初期設定(画像は初期設定)では、「Google Drive」に「Google」フォルダを作って、その中にAで設定したシートを保存していきます。

A~Cの入力が完了したら「Create action」を選択しましょう。

⑫最後に「Finish」を選択すればIFTTTでの設定は完了です。

上記では「入室」のトリガーとアクションを設定しましたが、
本環境では「退室」のトリガーとアクションも同じ様に設定しています。

スプレッドシートの設定

IFTTTで使用したアカウントの「Google Drive」にアクセスすると、自動的にシートが生成されているはずです。
このままでも話しかければ「入室」など記録されていきますが、今回は日時も記録をしていきたいので一手間加えます。

該当シートにアクセスし、「ツール」から「スクリプトエディタ」を開きます。
そこに下記の様なコードを入力します。(必要に応じて変更してください)
スクリプトの名称は今回使用しないので、覚えやすいものであれば何でも良いです。

スプレッドシートの設定が完了しました。

実際に話しかけてみる

設定が上手くいっていればシートにリアルタイムで入力がされていきます。


※実際に使用しているシートのキャプチャです。
 たまに退室を話しかけ忘れている人がいますね!?!??

「Google Home」に話しかけるとき、早口で言っても反応してくれるので楽しくなっちゃいます。
「おーけーぐりゅん」で「ポポン」と反応した時は笑ってしまいました。

スプレッドシートと連携するのは少々時間がかかりましたが、他にも「Spotify」を入れてみたり天気を聞いてみたり…家電のONOFFが出来たりするものもあるようで、可能性が広がりますね!
これからは色々な事が爆発的なスピードで機械化・自動化されていくと考えると胸が高鳴ります。

Author : G

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